
音楽イベントを開催するとき、特設サイトを制作すると様々なメリットがあります。また、デメリットも当然あります。
この記事では、音楽イベントの特設サイト制作を準備するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
情報を一箇所に集められる
イベントに関する情報は多くあります。参加を検討している人に分かりやすく全ての情報を伝えられるのが、特設サイトです。
日時や出演者、会場などはSNS投稿やフライヤーで収まるかもしれません。しかし、出演者の詳細なプロフィールやライブ動画・楽曲紹介、会場への細かいアクセス、イベントでの注意事項など、情報量が増えれば増えるほどWebサイトにまとめた方が見やすくなります。

世界観がより伝わる
Webサイトは、フライヤーよりも遥かに深い没入体験を提供することができます。ビジュアルイメージによって、このイベント行きたい!と思わせる力があるのです。

信頼度が増す
特設サイトがあることでオフィシャル感が増し、力を入れている企画であることも伝わります。来場者に限らず、メディアから見ても信頼度が上がるため、プレスリリースが掲載される確率が上がるかもしれません。
SEO対策になる
特設サイトがあることで、イベント名で検索する人に適切に情報を届けることができます。検索する人は興味を持っている人であるため、特設サイトに誘導できることでチケット購入率が高まると考えられます。
デメリット
仕組みを知ることで自由度が増す
Webサイトはhtmlやcssなどのプログラミング言語の上で成り立っているものであるため、できること・できないことがあります。
専門知識を学ぶまでいかずとも、どういうことができるか・できないかは多少学んだ方が思い通りのサイトを制作することができます。
スケジュールに余裕が必要
既存サービスを使う場合は別ですが、Webサイトは1日2日でできるものではありません。告知スケジュールから逆算し、1〜2週間など余裕を持って準備をしていく必要があります。
お金がかかる
自分で制作する場合はサーバー・ドメイン、誰かに依頼する場合は制作費など、何かしら費用がかかってしまいます。
特設サイトを制作しよう!
他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。