音楽イベントの作り方

〜初めてDIYで企画する人向けのノウハウまとめ〜

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このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。

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音楽イベントにおける企画書の作り方:収支/お金編

2023.03.10

音楽イベントにおける企画書の作り方:収支/お金編

この記事では収支/お金編として、企画書における収支想定部分の作り方について紹介します。

企画時点で収支を必ず考えよう

企画段階において、収支が成り立つかを考えることは必須です。収支が成り立つように設計しましょう。

収支が成り立たないイベントをしてしまうと、赤字を被るのは企画者になりますし、もし出演者やスタッフに謝礼が払えないという事態になってはいけません。

企画書を書く時点では全ての支出項目が分かっている訳ではありませんし、収入項目も工夫して増やせる部分もあります。最終的に収支が成り立つかはイベントが終わってみないと分からないものです。

とはいえ、収支の大枠が成り立つかどうかは考えなければいけません。主な収入項目・支出項目、そして損益分岐点をどう見積もるかを紹介します。

収入

こちらの記事で、収入項目をどのように想定するかついて紹介しています。

支出

こちらの記事で、支出項目をどのように想定するかついて紹介しています。

損益分岐点の見立て

収支設計において、ここが最も難しい部分になります。収入と支出の項目を想定した上で、収支が成り立つように調整しないといけません。

イベントとして「利益を出しにいくか」「収支トントンでいいか」という目的の違いがあると思いますが、重要なのは収入=支出となる損益分岐点を考えることです。

ポイントとしては、企画段階では「理想点(上手くいったとき)」と「現実(最低限ここまではいきたい)」という2つの損益分岐点を設計しましょう。

理想点は収入が支出を大きく上回り、企画者自身の稼働予算が残ったり、スタッフに多めに謝礼が支払えるという収支状態です。現実点は収入と支出が同じになり、最低限の謝礼を各所に支払うことができる状態です。

単価や数量を変更すると自動で収支トントンになるような数式が入ったGoogleスプレッドシート

収支設計は、計算式で楽に算出できるようにGoogle スプレッドシートなどの表計算ソフトを使いましょう。

理想点・現実点ともに、スプレッドシート上で収支が成り立つ状態になったら「本当に成立するか?」と考えることが重要です。このチケット代で売れるのか?この数を集客できるのか?と考えましょう。

企画を考える時には毎回スプレッドシートとにらめっこすることになります。少し面倒ですが、ここできちんと考えておくことで、あとから赤字が発覚することを避けることができます。企画者の責任として、しっかり確認するようにしましょう。

企画書を作ろう!

他にも企画書に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!

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