
過去に企画した音楽イベントを、企画書やポートフォリオなどの資料に掲載する時の要素やレイアウト例について紹介します。
掲載要素
イベントの魅力が十分に伝わるような情報を掲載しましょう。
- 写真
- イベント名
- 企画のポイント(コンセプト、場所、演出、出演者など)
- 盛り上がり(来場者数、アンケート結果、感想、メディア露出、反響など)
- イベントレポートやライブ映像のURL
イベントの盛り上がりを伝えるにあたっては、お客さんが多く入った引きの写真が役立ちます。メイン写真として活用しましょう。

盛り上がりは、来場者数やアンケートなどの定量視点と、SNSや当日現場で聞いた感想コメントなどの定性視点の両面で書けると説得力が増します。文章量は資料のスペースに合わせて調整しましょう。
レイアウト例
スライドに掲載する時のレイアウトについて、筆者が実際に制作した資料を元に例を紹介します。
1つのイベントを目立たせる
スライド全体を使って一つのイベントを目立たせる例です。メインビジュアルや演奏シーンなど、写真を複数使うことができます。
イベント概要や盛り上がりは文章量が多くなりがちなので、見出しやコピーをつけたり、箇条書きにしたりなど、読みやすい工夫をしましょう。

継続して開催しているイベントであれば、「前回のまとめ」として紹介してもよいでしょう。

複数のイベントを並べる
全てのイベントを1スライドずつ掲載すると、スライド枚数が多くなってしまい読まれないので、1スライドに複数のイベントをまとめることも有効です。
2~4イベントを1スライドに含めるために、写真はメインカット1枚に絞り、また説明文も優先度の高い要素に絞って掲載しましょう。

縦にコンパクトに並べてもよいでしょう。写真は小さくすれば複数枚並べることもできます。

企画書を作ろう!
他にも企画書に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。