
この記事では全体像編として、企画書における全体像部分の作り方について紹介します。
全体像で伝えること
イベントコンセプトを書いた後に「で、実際どういうイベントなの?」を説明するのが全体像部分です。例えば以下のような要素があります。
- 日時、季節
- 会場、街
- 出演者、ジャンル、演奏スタイル
- 演出
- 装飾、居心地
- 定員
- チケット代
- 主催、企画など運営主体
- その他に参加者が体験する内容
企画時点で細部まで想像できているほど、進めていく中で矛盾に出会ったりせず、純粋に参加者の満足度を追求していけるでしょう。

テキストのみで、箇条書きのようにまとめる形でも十分です。上記の情報はそのままプレスリリース時のイベント基礎情報として活用できます。

ライブ以外の体験がある場合は、それぞれの体験の関係性を分かりやすく示しましょう。上記の場合は『コラボレーション』というコンセプトに対して、どんなコラボレーションをしたいのかという全体像スライドになっています。

オンラインイベントなど複雑な場合は、想定している体験の流れをできるだけ詳しく記載しましょう。参加者視点で書くとまとまりやすいです。
企画書を作ろう!
他にも企画書に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。