音楽イベントの作り方

〜初めてDIYで企画する人向けのノウハウまとめ〜

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orange plus music

このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。

Idea

音楽イベントの告知ビジュアル制作進行におけるポイント。戻しは感覚ではなく論理で!

2023.03.18

音楽イベントの開催に合わせて制作する告知ビジュアル。イラストレーターやデザイナーに依頼して制作することもあるでしょう。

この記事では、イラストレーターやデザイナーと制作している時に意識したいポイントについて紹介します。

必要な情報は最初に

デザインは制作工程が進むに連れて、大きな修正に時間がかかるようになります。与件整理→方針策定→ラフ制作→本番制作という流れの中で、最初の与件部分をきちんと伝えましょう。

はじめに制作条件や構成、テキストを固めておくことで、制作中の修正工数が少なくなり、純粋にクオリティを追求できる時間が増えます。後出しはやる気にもマイナスな影響を与えてしまうため、依頼者は必ず与件を揃えて依頼しましょう。

感想を素直に伝える

デザインを作る人が嬉しくなる瞬間は、自分の作ったデザインが人に喜んでもらえたときです。

依頼者が始めて挙がってきたデザインを見るとき「すごい!」「めっちゃいい!」と思うでしょう。大切なのは、この感想を素直に言葉にして伝えることです。言葉にしないと伝わらないどころか「喜んでもらえてない..?」とマイナスに思われる可能性もあります。

単なる受発注関係ではなく、一緒にイベントをつくり上げる仲間として、楽しく描いてもらうようにしましょう。

左の構成案が右のフライヤーになるのが「デザインの力」

基本はプロに委ねる

プロはこれまでに多くの”いいデザイン”を見て、”いいデザイン”を生み出す努力をしてきています。依頼側は基本的に素人です。デザインは細部に宿るものですし、細かい部分はプロに委ねましょう。

もちろん、ぱっと見て「イベントと合わないかも」と思ったら伝えましょう。描き手とターゲットやイベント内容のイメージがずれていることもあるためです。依頼側の意見を伝えることで、デザインが更に深まることもあります。

戻しは感覚ではなく論理で

デザインに対する戻しを行うとき「なんか違う」「もっといい感じにしたい」と言っても何も伝わりません。「お任せで!」と言われた仕事が実はお任せでなく希望条件が色々あった、ということはよくある話でしょう。

戻しは論理で行いましょう。変更箇所、変更したい方向性、変更案、変更したい理由をセットで伝えることで、変更に納得し、より良い変更案をデザイナーから提案してくださるでしょう。依頼者が指示するのではなく、プロの力を引き出していくことが大切です。

色、配置、大きさ、形、バランス。自分が何に違和感を感じたのかを言語化し、どう変わればいいかを考え、なぜ変えたいかをできる限り説明しましょう。修正は基本的に面倒ですし、既に完成したと思われているものなので、修正の必要性を誠意持って伝えることも重要です。

裏面の基礎情報は、はっきり修正箇所と内容・理由を伝えよう

告知ビジュアルを作ろう!

他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!

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