
音楽イベントの開催に合わせて制作する告知ビジュアル。毎回どんなデザインを作ればいいか悩みますよね。
この記事では、写真やイラストなどデザイン素材の種類や絞り方について紹介します。
素材の種類
フライヤーでメインに使う素材を絞ると、デザインを考えやすいです。それぞれ素材の例を見ていきましょう。
写真
会場や演奏シーンなどライブのイメージが伝わる写真があれば、そのままメインビジュアルになります。

手持ちにいい写真がなければ、Unsplashなどのフリー素材の写真を活用してもよいでしょう。

シンプルな案として、出演者のアーティスト写真を活用するという方法もあります。
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— Tatsuya Maruyama / まるやまたつや (@maruyama_tty) March 14, 2023
コンセプトによっては、風景写真などもイベントフライヤーに合うでしょう。

イラスト
イラストレーターに依頼できれば、ある程度自由な表現が可能になります。イラストの世界観により、イベントの印象が大きく左右されます。

イラストもトーンによって印象が異なってきます。手書き風のイラストだと、身近でかわいらしい雰囲気が出ます。

複数の出演者がいる場合、それぞれのアーティスト写真のトーンが異なる場合が多く、画像を並べるとしっくりこないこともあります。そんな時は、出演者をイラストで表現すると解決します。

グラフィック
イラストが描けない!という場合、背景にグラフィックを作ることで、かっこよく見せるという方法もあります。

丸、三角、線などの形をうまく使いながら、イベントの雰囲気を作ることができるでしょう。
テキスト
出演者名のみで十分魅力が伝わるイベントの場合は、テキストをメインとする方法もあるでしょう。よく夏フェスのフライヤーで見る形式です。

素材の選び方
「イベントコンセプトをどう表現すればいいか」と「使える素材は何か」の2軸で絞っていきましょう。
例えば、筆者が企画するプラネタリウムライブ『星空ごこち』は、「星空と音楽に癒されること」をビジュアルで伝えたいと思っています。

しかし、プラネタリウムの写真は暗く見づらいことから、イラストで表現する方法を選んでいます。

そもそも写真が何もない!という場合はイラストかグラフィックかという選択肢になりますし、予算もない!という場合はアーティスト写真かフリー写真かという選択肢になってくるでしょう。
デザインに正解はありませんし、イベントによっても考え方が異なります。実際に手を動かしながら、どの素材を使うのがよさそうかを探っていくとよいでしょう。
告知ビジュアルを作ろう!
他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。