
この記事では、音楽イベントでステージや会場の装飾として生花を飾る時のポイントについて紹介します。
飾る場所を決める
まずは飾る場所を決めましょう。会場に下見へ行き、ステージはもちろん、他にも来場者が接する場所で花を飾れる場所を確認しましょう。
例えば筆者が企画した『くらしの音色 緑ひろがる家でアコースティックライブ』では、ステージに一つ大きめの花瓶を置きました。十分華やかな雰囲気になります。

手前には来場者が座れるソファ席がありますが、そのテーブルにも小さめの花瓶を置くことで、緑のある空間を演出しています。
予算を決める
場所が決まったら、量や選べる花を決めるために予算を決めましょう。
お花は安いものもあれば高いものもあります。また季節やタイミングによって値段が変動します。イベント予算は限られていると思うので、”最大いくら捻出できる”という予算を先に決めましょう。
プロに依頼する
具体的なお花の選定や装飾については、フラワーコーディネーターに依頼しましょう。
花は鮮度が重要なので、イベント当日に市場から卸した花を使うことがベストです。花屋さんと繋がりがある方など、仕入れ先が確保でる方に依頼できるとよいでしょう。

イメージを擦り合わせる
飾る場所、予算、依頼する方が決まったら、具体的なイメージを擦り合わせましょう。
花の種類や色、ボリューム感など花に関する情報の他に、緑に対する要望や、花瓶のイメージも擦り合わせましょう。
企画者が花の専門知識を持つ必要はないので「イベントとしてどういう世界観を演出したいか」「どういうお花があれば音楽体験として素敵か」を可能な範囲で具体的に伝えましょう。

設営の流れを確認
プランが決まったら、設営の流れを確認しましょう。進行表を共有し、準備にかけられる時間や当日の入り時間を決めましょう。
花や花瓶の量が多い場合は車で会場に来ることもあるでしょう。駐車場の確認をしておきましょう。
また、生花には水が不可欠です。水をどこで組むか、どこに捨てるかを決めておきましょう。現場でカットするとゴミが出るので、ゴミ袋も必ず用意しましょう。
花を飾る音楽イベントを成功させよう!
他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。