
音楽イベント当日、設営や運営で役立つ備品を企画者が持参すると現場がよりスムーズに回ります。
この記事では、企画者が当日現場に持っていくと便利な備品について紹介します。
バインダー
イベントでは進行表や会場図、受付マニュアルやセット図など、様々な運営資料が必要になります。
スマホでデジタルデータを確認することもできますが、現場で生まれた確認事項やタスクをメモでき、また出演者やスタッフに共有しやすい紙資料の方がおすすめです。
そのため、複数枚の紙資料をまとめるバインダーを持っておくと重宝します。筆者もボールペンはポケットに入れ、クリアファイルに紙資料を入れた状態でバインダーにセットしています。
腕時計
設営から開場、開演、転換など、時間のコントロールが重要になるイベントにおいて腕時計は必須アイテムです。
スマホでも時間を確認することはできますが、暗い中で光ることでライブの邪魔になってしまったり、充電を無駄に消費してしまうのでおすすめしません。
イベント用の時計は高級である必要は全くなく、安くて軽く傷ついてもいいものにしましょう。筆者はCASIOの腕時計をデザインがいいことから愛用しています。
養生テープ/黒ガムテ
ステージ上やPA卓などで活躍するのがテープ類です。会場の床や傷に痕が残らないように養生テープを使いましょう。出演者の立ち位置や機材を置く位置をバミリとして目印にしたり、ケーブル類を整理する時に役立ちます。
合わせて黒ガムテープも持っておくと便利です。暗闇で光を抑えたい時に出演者の機材に貼ったり、絵的に何かを隠したいときに活躍します。
マッキーペン・スケッチブック
ステージ傍から出演者にカンペを出す時や、何らかのトラブル時に遠隔でメッセージを伝える時にマッキーペンとスケッチブック役立ちます。
マッキーペンは物販のときに出演者がサインに使用することもあります。スケッチブックは裏紙でも代用できますが、カンペで見せる場合はバインダーに挟むなど何かで固定した方がみやすいです。
暗幕
大きめの暗幕を2個くらい持っておくと何かと便利です。
例えば、出演者が会場の机を借りて機材をセットするとき、机によっては絵映えしなかったりします。そんな時、机の上に暗幕を敷くことでステージっぽい見た目に変えることができます。
tonight🪐 pic.twitter.com/OUqrWjS4Xe
— moskitoo (@moskitoo_land) February 12, 2023
その他にも、外からの光を遮断したい時や、関係者用のドアを少し隠したい時など、暗幕は重宝しています。持ち運びしやすい軽さ/厚さで、遮光で、家庭で簡単に洗える素材のものを選びましょう。
モバイルバッテリー
各所との連絡や時間の確認、咄嗟のメモや撮影などイベントには欠かせないスマホ。電池が切れないように、持ち運びのモバイルバッテリーは必ず持参しましょう。
お菓子/栄養ドリンク
軽食や出演者用のお菓子とは別に、スタッフや自分が糖分とやる気を接種できる個包装のお菓子があると便利です。筆者は毎回ブルボンのビットをコンビニで買います。味が色々とあるのと、単純に美味しんですよね。
ハードワークになりがちな現場には、栄養ドリンクもおすすめです。筆者のお気に入りはチオビタゴールド。軽くて小さいので持ち運びがしやすく味も美味しいので、よくPAスタッフに配っています。
ゴミ袋
お弁当、紙資料、余ったフライヤー、来場者が残していったものなど、会場で出したゴミは基本的には持ち帰りましょう。ゴミ袋を何枚か持っておくと便利です。
備品を準備してイベントに臨もう!
他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。