音楽イベントの作り方

〜初めてDIYで企画する人向けのノウハウまとめ〜

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orange plus music

このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。

Idea

音楽イベントのフライヤーを印刷する方法を紹介。早めに発注すると安くなる!

2023.03.16

音楽イベントのフライヤーを印刷する方法を紹介。早めに発注すると安くなる!

音楽イベントの開催に合わせて作成した告知ビジュアル。WEB上での告知だけでなく、実際の紙にフライヤーとして印刷し、イベント前や当日に配りたいですよね。

この記事では、音楽イベントのフライヤーを印刷する方法を紹介します。

フライヤーを印刷するメリット

イベントの告知自体はWEB上だけでも可能です。しかし、実際の紙に印刷することで以下のようなメリットがあります。

  • 様々な場所にフライヤーを設置することで、新しくイベントを知ってもらう機会が増える
  • イベント当日に配布することで、来場者にしっかり内容を読んでもらうことができる
  • イベント当日に配布することで、来場者に”モノ”のプレゼントができる
  • イベント当日に、イベント感を高める装飾物として活用できる
  • イベント後に来場者がSNSで感想をアップする時に、イベント感を表すものとして写真に撮られやすい
北の緑、夏の音。_1
入口にフライヤーを掲載すると、来場者が迷わずに入ってきてくれる

印刷の流れ

用紙サイズを決める

印刷を前提とする場合、ビジュアルそのものを作成する時のサイズが変わってきます。ビジュアルを作成する前に、用紙サイズを決めましょう。

例えばWEBで告知するビジュアルであれば、ピクセルサイズは1920×1080あれば十分です。しかし、A4用紙に印刷するデータを作ろうとすると3507×2480も必要になります。(※解像度300計算)

用紙サイズを決めずにビジュアルを作り始めると「希望の用紙サイズに印刷できない!」「印刷したけど荒くて見劣りしてしまう!」ということにもなります。

そもそもWEBと紙では解像度だけでなく、色の表現方法なども違うもの。最初に用紙サイズを決め、足りるサイズでビジュアルを作り始めましょう。

印刷通販サービスを決める

自宅やコンビニのプリンターで「普通紙」を印刷することもできますが、普段よく受け取るチラシやフライヤーとは紙質が違いますよね。しっかりとした紙に印刷してもらうために、印刷通販サービスを使いましょう。

安くて早く印刷できるプリントパック

音楽イベントのフライヤーはシンプルな依頼になることから、安くて早いサービスで十分です。筆者は長年プリントパックを使っています。

サービスは数多くありますに直接データを持ち込むためにキンコーズに行ったり、カスタマイズを多くするためにグラフィックを使ったりなど、目的に合う・使いやすいサービスを選びましょう。

入稿方法を確認する

「入稿」とは、作成したフライヤーのデータファイルを印刷通販サービスに送ることです。「どんなファイルをどう作れば入稿ができるのか」を確認しましょう。

多くのサービスでテクニカルガイドとして入稿ファイルの作り方が紹介されている

ファイルはPhotoshopやIllustratorなどのAdobeツールが一般的です。持っていない場合は、MicrosoftのWordやPowerPoint、またPDFや画像ファイルでアップロードできるサービスを探しましょう。

ビジュアルを作る前に用紙サイズを決めることで「作成する大きさ」を、入稿方法を確認することで「作成するファイル形態」を定めることができるのです。

デザインを制作する

自分で作成するか、イラストレーターやデザイナーなどに依頼することになるでしょう。具体的な発注方法や進め方、フライヤーの構成要素などは今後記事を書いて紹介します。

印刷データを制作する

Web告知用のビジュアルが完成すると、下画像の左のようなります。しかし紙に印刷する場合は、右のようにトンボ(トリムマーク)を含めたデータが必要になります。

左は元のフライヤーデータ。右は印刷時のファイル

紙に印刷する場合、印刷機を使う以上ミリ単位でずれてしまうことがあります。そのため、実際の用紙サイズよりも数ミリ大きく印刷し、印刷後に用紙サイズに切り取るという工程を踏んでいます。その切り取り箇所の指定がトンボです。

PDFでアップロードできるサービスや、WEB入稿できるサービスであれば、トンボ処理をせずとも入稿時に切り取り箇所を指定できることもあるでしょう。

印刷通販サービスを発注する

印刷データが完成したら、ようやく発注できます。金額はサイズ・用紙・厚さ・色数・片面/両面・部数・納期など様々な要素で変動しますが、納期は長ければ安くなることから、日程に余裕を持って発注するとお得です。

日程に余裕があれば、安く発注できる。早めに発注しよう

ちなみにプリントパック発注における筆者おすすめの設定は以下です。用紙や厚さなどは自分のお気に入りを探すとよいでしょう。

  • サイズ:B5 or B6 or A5(大きすぎない・持ちやすい)
  • 用紙:マットコート(つやっとしてて、いい感じ)
  • 厚さ:110(ちょっと分厚い方が、しっかりしてる感がある)
  • 色数:4色(もちろんカラー)
  • 片面/両面:両面(表はビジュアル、裏に諸情報やメッセージなど)
  • 部数:会場のキャパ + 事前配布分 + 関係者分 より少し多め(100部単位だと余るのが前提)
  • 納期:最も長い納期(安く済ませたい)

完成!

郵送で自宅に届きます。やっぱり手に取ると嬉しい!

フライヤーを作ろう!

他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!

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このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。