
企画した音楽イベントの集客時に、既存のチケット販売サービスを利用することが多いでしょう。
この記事では、数あるチケット販売サービスの中から、特におすすめのteketについて紹介します。
電子チケット販売サービス teket(テケト)
株式会社NTTドコモからの技術連携のもと、ホン株式会社が提供しているサービスteket。

リリース後、コロナ禍で利用者がどんどん増えているサービスです。オンラインイベントにも利用でき、頻繁に機能アップデートが行われています。
手数料が安い
最も使うべき理由は、手数料の安さです。

無料公演が0円で利用できることはもちろん、自由席の有料公演が8%で利用できることが魅力です。競合サービスであるPeatixだと「4.9%+99円」、e+だと「0~330円」かかります。
※PassMarketは「3.564%」なのですが、筆者的にはYahoo!JAPAN IDが使いづらいので利用していません。
デザインが見やすい
競合サービスと比較して、洗練されたデザインで非常に見やすいです。

管理者側の画面も、利用者側の画面も共に見やすく、またPC・スマートフォン共に綺麗なレイアウトに整備されています。

細かい条件でチケットを販売できる
企画イベントでは、学割やゲストなど様々なチケットを販売したい時があります。teketでは、複数のチケットの販売が可能なほか、販売枚数の設定やクーポンコード発行など、自由度の高い設定ができます。

オンラインイベントの場合は、チケットごとに配信URLを設定することができます。アーカイブ配信を分けて販売する時などに便利です。

リアルタイムに入場者数を確認できる

管理画面にて、チケットごとに「入場済数」を確認できます。企画者が現場で受付スタッフに確認せずともスマホから入場者数を確認できることで、よりスムースに開演時間が遅れるかどうかの判断を行うことができます。
ギフト機能がある
イベントページの下部には、参加者が自由に書き込めるコメント欄があります。ここにギフトという投げ銭機能があり、活用することで収入源の一つにすることができます。

サポートの問い合わせ対応が丁寧
ヘルプページも充実していますが、不明点や不具合があった場合はフォームから問い合わせを行い、メールでやりとりすることもできます。

筆者も何回かやりとりしたことがありますが、返信も比較的すぐ来るほか、内容も丁寧で信頼しています。
新型コロナウイルス感染症対策
コロナ対策も充実しています。QRコードで非接触入場できたり、参加者に緊急連絡できる仕組みができていたりと、安心してイベント運営に臨むことができます。

最もありがたいのは「中止の際の払い戻し手数料はteket負担」でしょう。どれだけ予防しても中止にせざずを得ない場面もあるので、企画者としては心の支えになります。
teketを使おう!
他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。