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インターネット広告業界で残業が多くなりがちな4つの理由

2016.08.28

インターネット広告(web広告・デジタル広告)系の会社は残業が多いのでは?と思われがちですが、自分が働いてた頃は比較的定時で帰るようにしていました。しかし様々な要因で、インターネット広告業界は労働時間が長くなる傾向があると感じています。ここでは4つ要因を挙げます。
 

1:インターネット広告ビジネスの特性

 
インターネットさえ繋がればいつどこでも仕事ができます。24時間広告が配信されているのもあって、例えば「●日からセール」という時に0時に広告切り替えという対応もあり得なくはありません。
 
またCPA(Cost Per Action)を目標指標としている時、それが例えば2,000円が目標値だとしても、1,900円、1,800円…とより低い数値を目指して運用施策を打つことも不可能ではないことから、納期もなくどこまでも仕事を続けることができてしまいます。
 
逆に言うと、自分自身の中やクライアント・社内調整の中で「終わりをつくる」ことが重要だと思っています。今日は●●したらOK、今月は●●までできたらOK、という感じです。
 

2:媒体/周辺ツールの多様化

 
年を追うごとに媒体(DSP、アドネットワーク、ソーシャルメディア…)、入札ツール、解析ツール、第三者配信等の計測ツール、DMP等のデータ関連ツールが増え、またアプリや動画、フィードなどの技術確認によるターゲティング手法の多様化が進んでいます。
 
クライアントの課題解決に向き合うにあたっての、知識習得や比較/プランニングの時間が年々増えていっているでしょう。RSSやソーシャルメディアを活用した情報収集に加え、周囲のメンバーと日頃から最新情報を共有できるような雰囲気作りが大事かなと思います。
 

3:広告業界のマージン比率

 
ここは多くの人の意見を聞いてみたい部分ですが、アナログだった広告業界から続いている風潮で「マージンは広告費の●%」というビジネスモデルが存在します。(2)の課題然り、今の代理店の価値が本当にどのマージンで妥当なのか?というのは代理店、広告主、媒体社などそれぞれの観点での考えが知りたいです。
 

4:個々の働くスタンスの違い

 
これはどの業界でもそうだと思いますが、人それぞれのワークライフバランスがあると思います。仕事が好きで没頭する人もいれば、仕事も趣味も頑張りたい人もいる。なので、一概に労働時間が長い=全員が苦しい、という訳ではないはずです。
 
しかし働きすぎで体調を崩したりするケースもあるでしょう。自分が重要だと思うことは体調管理とタスク管理です。体調管理で言うと、眠い時は寝た方がよいですし、少し疲れている時は無理をせず身体に正直になった方が長い目で見た時のパフォーマンスが上がります。
 
またタスク管理は、社内外含めて優先度と納期をとにかく調整する意識が重要だと思っています。それにはサービスレベルと現実的な精神と身体のリソースのバランスを、自身できちんと把握することが必要です。マネジメント側の方は、メンバーの自己管理スキルを高める手助けを行うのも職務かなと思っています。
 

ほか:転職を考えている人やリラックスしたい人には

 
上記のような状況もありますが、もちろんやりがいの多い仕事です。こちらの退職ブログが参考になれば幸いです。
株式会社アイレップを退職しました。
 
また、残業が続いてリラックスしたい人にはこちらの記事がおすすめです。
今日から使える「脳をリラックスさせるライフハック」

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