• MUSIC

  • 2017.10.22

Visible Cloaks – アンビエント・エレクトロニカ音楽紹介

Lex | Visible Cloaks

おすすめのアンビエント・エレクトロニカ音楽を紹介するシリーズ。今回は、音の捉え方に独自性を感じられる、シンセサイザーを主軸としたアンビエント音が心地よい「Visible Cloaks」を紹介します。(2017年来日)

※画像はアルバム「Lex」より。
 

Profile

 
visible cloaks
※写真はBandcampから転載。
 
 
Visible Cloaks
 
 
■HP:http://www.visiblecloaks.com/
■SoundClound:https://soundcloud.com/visiblecloaks
 

もともとは、2006年より日本のレーベルEaselから何枚ものCDをリリースしていたSpencer Doranによるプロジェクト『Cloaks』を母体としていて、サイケデリックロック・バンドEternal TapestryのRyan Carlileが加わったことにより、この名義での活動がはじまった。拠点はポートランド。最初の作品は2014年のこと、Sun Arawのレーベルから発表している。2017年にRVNGより、フィジカルの作品としては3作目になる『Reassemblage』を発表した。ソロ期ではサンプリングを駆使したヒップホップをやり、現在ではPCとシンセサイザーによるアンビエントをやっているが、そこには一貫して瑞々しく豊かな色彩がある。( Inpartmaint Inc )

 
来日するニュースを見かけたので、久しぶりに聴いて、よかったのでブログを書きました。
 

 
「アンビエントの大本命」という紹介をされていますが、2017年2月にリリースされた「Reassemblage」を渋谷のタワーレコードで見つけた時も、ポップでは「アンビエントサウンド」というような言葉が使われてた気がします。
 

Music

 
シンセを基本としたエレクトロよりのサウンドで、音の伸び方が落ち着いてて気持ちいいです。ブライアン・イーノ好きな方は好きだと思います。
 

 
ずーっと流していられる音楽とは裏腹に、映像におけるビジュアルは、カラフルで、うねったり曲がったりと忙しい印象です。
 

 
時に実験的なリズムの組み方・言葉の入れ方をしている印象があります。例えば、この曲は「水が/海に/流れ出す」など日本語も入ってて不思議な心地よさ。
 

 
Abletonでのインタビューでは、彼らのサウンドが何から影響を受けたのかを深堀りすることができます。Paul Lansky、Carl Stoneといったアメリカの作曲家、Brian Eno 、細野晴臣などの概念的な思想家、吉村弘、芦川聡音楽と環境音楽デザイン・・・。日本の音楽家からも多く影響を受けていることがわかります。
 

吉村弘は、神戸市地下鉄のサウンド・ピクトグラム、神奈川県立近代美術館葉山のサウンド・ロゴ、横浜国際総合競技場の外周部環境音など、公共建築に関連する環境音楽デザインに幅広く取り組みました。彼らの作品には、「環境」としての音楽、自然音の世界に存在する(そしてそこから切っても切り離せない)ものという概念から生じる公共空間との対話があります。これには、コンセプチュアルな音響の捉え方という点で大きな影響を受けました。DAW(あるいはそれ以外の作曲環境)内で生み出した想像の世界と、それが再生される実際の物理空間との中間に位置するものとして、録音を扱うのです。( Visible Cloaks: シンセシスとシステム | Ableton )

 
音楽としての影響に限らず、音楽の捉え方・考え方を様々なアーティストから取り込み、繊細で綿密に練られていながらも、滑らかに聴き心地のよく、更にオリジナリティのあるサウンドをつくる。これこそがvisible cloakの魅力だな、と読んでて感じました。
 

LIVE

 
2017年の来日ツアー情報はこちら。予定合えば自分も行こうと思います。
 
RVNG
 

RVNG Intl. Japan Showcase Tour 2017
  
11/24 fri at WWWβ | RVNG Intl. – club night –
OPEN / START 24:30
ADV ¥2,300 @RA / DOOR ¥3,000 / U25 ¥2,000
DJ: Matt Werth (RVNG Intl.) / and more
http://www-shibuya.jp/schedule/008479.php
 
11/25 sat at Kiageba Temple | experimental rooms #27
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000 / 県外 ¥3,000 / U18 無料
Ticket: info@experimentalrooms.com
*前売メール予約ご希望の方は件名を「11/ 25チケット予約」としてご氏名・枚数をお送り下さい。
LIVE: Visible Cloaks / SUGAI KEN
DJ: Matt Werth (RVNG Intl.) / Tomoyuki Fujii
 
11/26 sun at Marco Nostalgy (Warehouse) | RVNG Intl. Japan Showcase in Osaka
OPEN / START TBA
ADV TBA / DOOR TBA
Ticket: TBA
LIVE: Visible Cloaks / SUGAI KEN / 7FO / Phantom Kino Ballet (Lena Willikens + Sarah Szczesny) / YPY
DJ: Matt Werth (RVNG Intl.)
VJ: Cosmiclab PA : YORI
 
11/28 tue at WWW | Balearic Park – RVNG Intl. Japan Showcase –
OPEN / START 18:30
ADV ¥3,300+1D / DOOR ¥3,800+1D / U25 ¥2,800+1D
Ticket available at e+ / LAWSON / RA / WWW
LIVE: Visible Cloaks / SUGAI KEN / and more
http://www-shibuya.jp/schedule/008480.php( RVNG Intl. Japan Showcase Tour 2017 | FEATURE | Shibuya WWW – WWW X )

 

Lex | Visible Cloaks

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WRITER

石松豊 / がちゃーん

音楽とインターネットが好き。CINRAの制作ディレクター。orange+me名義で音楽を作りつつ、個人やGerbera Music Agencyでミュージシャンを支援しています。

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音楽とインターネットについて考える個人ブログ。アンビエント・エレクトロニカ系を中心としたおすすめ音楽紹介や、マーケティングコラム、日々考えたことなど、アイディアを自由に発信しています。

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