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omni sight – アンビエント・エレクトロニカ音楽紹介

2016.10.29

おすすめのアンビエント・エレクトロニカ音楽を紹介するシリーズ。今回はアンビエントな環境音×浮遊感のある電子音×生ドラムとベースのアクティブなビートで踊れる京都のユニット「omni sight」を紹介します。

※画像はアルバム「eternal return」より。

Profile

omnisight_img
 
※写真はHPから転載。
 
omni sight
 
 
■HP:http://www.omnisight.net/
 
2013年に京都で結成。L.E.D.のリーダーでベーシストの佐藤元彦と、BOOM BOOM SATELLITESやORIGINAL LOVEなど様々なアーティストやバンドのドラマーとして活躍してきた平井直樹によるユニット。
 
アンビエントな環境音に浮遊感のある電子音、さらに生ドラムとベースによる力強いビートを織り込んだ、ダンスミュージックでもありエレクトロニカでもある音場を制作。
 

#omnisight

Balloさん(@ballsasin2)が投稿した写真 –

 

 
ユニット名の由来はOTOTOYのインタビューにて、細野さんの『omni Sight Seeing』よりと答えています。
 

ちなみに、ユニット名は細野晴臣さんのアルバム『omni Sight Seeing』からだったりするんですか? – 佐藤 : はい、まさに(笑)。あのアルバムが大好きなのはもちろんなんですけど、言葉としてもいいなと思って。いろんな意味で全方位に見ていきたい。音もそうありたくて、全世界の音を混ぜたいというか。限定的なジャンルになりたくないとも考えてますね。( 佐藤元彦(L.E.D.)による新ユニットomni sightによる、初アルバムのハイレゾ版を独占配信&フル試聴 – OTOTOY )

 

Music

出会いは先日10月。渋谷WWWでのnight cruising10周年イベントにてSEでかかっていたこの曲をShazamでシャザりました。
 

 
水の音がたっぷりと気持ち良く、また動きのあるベースとドラムのリズムに心揺れる「water carve」は、2015年9月に発売されたファーストアルバム「eternal return」の1曲目。このアルバムにはPolar Mやmarihiko haraなども参加しています。
 

 
歩く音からはじまって、オーケストラ、鳥の音……そして様々なものが空を飛び始めた後にベースが踊りだすこの楽曲。OTOTOYやWACCA MEDIAのインタビューでも、アンビエントとダンスビートが混ざることについて、このように答えています。

アンビエントばっかり聴いてた時期があったので。でも、一方で強烈なビートも常に好きだったから、その真逆なもの同士がいちばんうまく融合するポイントはどこなんだろうって、いつも探してるんですよね。強烈な熱量のあるものと穏やかで静かなものが接着するスイート・スポット、これは僕のテーマですね。( 佐藤元彦(L.E.D.)による新ユニットomni sightによる、初アルバムのハイレゾ版を独占配信&フル試聴 – OTOTOY )

 

より具体的にいうと、ダンスミュージックとしての肉体性も機能させつつ、熱くなり過ぎないちょうどいい塩梅、平熱感覚でサスペンドする気持ち良さみたいなもの。鴨川を散歩したり京都の街に流れるゆったりとした時間感覚、雰囲気ですね。でも決して日常そのものではなく、そこはやっぱり非日常性を帯びているというようなバランスで。神社仏閣のような凛とした空間、ある種の非日常的な場が、当たり前に生活の中に入り込んいでる感じだとか。( omni sightインタビュー エレクトリックで表現された深淵な京都の音|MAG from 88+Lj )

ほか、BandCampより全曲試聴できます。「flash of cove」や「summertime memory」といい、繊細な電子音やセミなどの自然音の渦の中でベースが動き回っているのが気持ちいいです。
 

Live

ホームページよりライブ映像を。生ドラム×エレクトロニカで自然と踊れます。バックの映像も綺麗。
 

Other

omni sightを好きになった方はTINÖRKSやmorimoto naokiなどもおすすめです。
 

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