Midori Hirano
京都府出身、現在ベルリン在住の音楽家。クラシックピアノの素養を生かしながら電子音楽やフィールドレコーディングの要素とデジタル・プロセッシングも駆使した作品で知られる。
2006年にnobleからデビューアルバム『LushRush』をリリース、これまでにソロ名義では7枚のアルバムと4枚のEPを発表。2019年3月にはオーストラリアのDaisartより新作EP『Mirrors in Mirrors』を、また同年11月にベルリンのSonic Piecesからは2枚目となる新作アルバム『Invisible Island』をリリース予定。2019年3月にはErased Tapes主催によるロンドンでのPiano Dayイベントにてライブを行うなど、昨今ではよりピアノに比重を置いたセットにも取り組んでいる。
本名名義以外ではより実験的な電子音楽作品に焦点を当てたMimiCofとしても活動しており、同名義では2011年以降PROGRESSIVE FOrM、Alien Transistorからアルバムを発表。2018年にはrasterレーベルよりリリースされた、Frank Bretschneiderキュレーションによる新しいコンピレーションシリーズ『Sichten.1』にも参加。
Kaliber16
1974年生まれ、ドイツ南部のランダウで育ち、ワイマールのバウハウス大学、ケルン・メディア芸術大学、 ベルリン芸術大学にてメディアアートと映画製作を学ぶ。
学生時代から短編映画やミュージック・ビデオの制作を始め、活動初期に手がけたニューヨークの人気ヒップホップ・グループAnti-Pop Consortiumのミュージック・ビデオ『Perpendicular/Vector』は、イギリスの老舗レーベルでもあるWarp Recordsが発売したDVD『Warp Vision』にも収録されている。その他にも Liars(Mute Records)、The Notwist(City Slang/Morr Music)、Jamie Lidell(Warp Records)、Michael Fakesch(Funkstörung)、Hildur Guðnadóttir(Touch Records)など数多くのアーティストのミュージックビデ オを手がけてきた経験を持つ。
また2003年に監督した短編映画『Neon Eyes』は第60回ベネチア国際映画祭でも上映。 現在ではMidori Hirano / MimiCofとのオーディオ・ヴィジュアル・パフォーマンスの活動も行っており、これまでにオーバーハウゼン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭でもライブを行ってきている。
no.9 × Tomoya Ito Guitar Duo feat. Suguru Oba
作曲家・城 隆之のソロプロジェクトno.9(ナンバーナイン)と、彼が率いるバンドセット[ no.9 orchestra ]のギタリストでもある伊藤智也とのGuitar Duo。さらに今回は同じく鍵盤を担当する作曲家、大場傑を迎えてトリオで演奏。
ガットギターとアコースティックギターが穏やかに、そして時に激しく音を紡ぎ合う。no.9の楽曲やギターデュオのオリジナル曲、そしてたまに即興曲。
その場その時の時間や温度を感じながら、丁寧に折り重ねるギターの音色をゆっくりとお楽しみください。
TINÖRKS
自然と旅をモチーフにした北欧エレクトロニカ。アイリッシュフルート、メタロフォン、ラップハープ、ギター、チェロ、バイオリン、バードコール、キーボード、リズムトラック...。たくさんの楽器は境界線のない世界で響きあう。
川原雫、建水歩星を中心に2007年結成。演奏場所はカフェや野外フェスをはじめ、マルシェ、お寺や神社、江戸時代から営む旅館、住宅展示場など様々。2015年ドイツ、フランスにて活動。オーロラが森にまたたくひととき、そんな風景へ旅する音楽を。
水色デザイン
「コトをリノベーションする」をテーマにカタチのあるものも ないものも含めてデザインを行う。UX/UIデザインを中心に映像制作や展示企画、場づくりなど様々な分野でデザインを展開。「私たちの仕事を通して世界がほんの少しでも素敵になったら」という思いでデザインとアートの境界を越えて活動中。
音楽と映像のコラボレーションの場として「音と水」プロジェクトをフジムラトヲル氏と2011年から継続して開催。2016年には水色デザインの作品展を横浜市指定有形文化財「根岸なつかし公園 旧柳下邸」で5名の音楽家と1名の選書家をゲストコラボレーターに招いて開催、館内に9つのインスタレーション作品を展示。