
この記事では前段編として、企画書における表紙や自己紹介、実績などの部分の作り方について紹介します。
表紙
どんな資料も、読む前は少し面倒な気持ちになるものです。だからこそ、表紙の印象は大切。ワクワク感を演出し、読みたくなるような表紙を心がけましょう。

もちろん、白背景に文字だけというシンプルなスタイルもあるでしょう。ただ筆者としては「お、このイベント企画書はちょっと他と違うな?」と思わせることからワクワク感が始まると思っています。自分のスタイルの中で、読みたくなる表紙を目指しましょう。
表紙には「企画者」「イベント名」なども合わせて記載しましょう。
自己紹介
企画書は、初めましての相手に送ることも多いでしょう。どんな人がイベントを企画しているのか、という自己紹介パートは必ず含めましょう。

自己紹介文では「なぜイベント企画をしたいのか」や、これまでの経歴を書きましょう。例えば、お金儲けのためにイベントをやりたい人や、やる気がない人、実現できない夢物語を書いている人と受け取られると、オファーを断られてしまうこともあるでしょう。想いや熱量を伝えていくことは、相手の安心感や信頼感に繋がるのです。
写真の雰囲気では、人柄の印象を伝えることができます。SNSやブログのURLも掲載し、詳しく知ることができる状態にしましょう。
実績
過去にイベントを開催したことがある人は、実績として必ず載せましょう。実績は「ちゃんとイベントを実現させる力がある」「こんな素敵なイベントを作れる人なんだ」というイメージに繋がるためです。

実績は、以下の要素を掲載しましょう。
- 写真
- イベント名
- 要約文章(規模、場所、演出、出演者など)
- イベントレポートURL
提案する企画に合わせて、掲載する実績は変えましょう。企画の切り口をアピールしたいのか、規模感をアピールしたいのかで選ぶ事例が変わるはずです。もちろん、複数掲載しても構いません。
実績紹介の際には、イベントレポートが役立ちます。イベントの後にはレポートを書きましょう!
企画書を作ろう!
他にも企画書に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。