音楽イベントの作り方

〜初めてDIYで企画する人向けのノウハウまとめ〜

音楽イベントの作り方

〜初めてDIYで企画する人向けのノウハウまとめ〜

TOPへ戻る

音楽イベントの作り方

〜初めてDIYで企画する人向けのノウハウまとめ〜

Category

Keyword

About

orange plus music

このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。

Idea

ライブレポート用に撮るべき写真は?演奏シーンだけでない必須カットを紹介

2023.03.02

ライブレポート用に撮るべき写真は?演奏シーンだけでない必須カットを紹介

企画した音楽イベントのライブレポートをつくる時、どんなイベントだったかを伝えるために、写真が重要になります。

出演者の演奏写真はもちろん、会場や装飾など、撮影しておくと役立つカットについて紹介します。

出演者

ライブレポートの顔とも言える写真になるのは、やはり出演したアーティストの演奏写真です。

演奏写真

寄り

寄りカットは、出演者全員を撮りましょう。ソロカットや複数人カットなど、人数の組み合わせもパターンを網羅できるようにしましょう。

風の音色が聴こえた未来への旅「タビノエ – きこえる音、うかぶ風景 – vol.2」イベントレポート

事前に曲ごとの演出や演奏楽器などを把握し「この曲はギターソロがあるから、この人を撮ろう!」など決めておくとスムーズです。

the sleeping beauty、塩塚モエカが演奏した原美術館での収録ライブ「ひかりの感触」の記録

引き

盛り上がりや雰囲気を伝えるメインカット候補になります。プライバシー的な意味で、後ろ側からお客さんの顔が見えない写真を撮れるとベターです。

東郷清丸とMomが夜の街に「人の温かさ」を爪弾いた日 『Pluto Sparkle vol.2』ライブレポート

小規模イベントでも、引くことで場所の全体感が伝わるのでおすすめです。スマホで撮る場合は広角機能を使うとよいでしょう。

清澄白河の古民家でまったり読書BGMライブ「Music For The Story」イベントレポート

MC

星空ごこち2019_que_1_七夕プラネタリウムフェス
2年目も盛況 300人が集った「星空ごこち2019 七夕プラネタリウムフェス」イベントレポート

レポートのネタとして、MCでのコメントを取り上げることもあります。出演者の普段の表情が見えるシーンでもあるので、押さえておきましょう。

舞台裏

静謐さのなかに命と心の揺らめきをみた日 『Pluto Sparkle vol.1 寺尾紗穂 × butaji』ライブレポート

ステージ上だけでなく、ライブ前の楽屋裏や、ライブ後のほっとした表情など、イベントの裏側に潜入したような写真を撮影できると、イベントレポートならではの写真となります。

会場

どんな場所で開催したかを伝えるにあたり、会場の写真が必要になります。

外観

お客さんがいないライブ前に撮影するのがおすすめです。時間や天気によっては、事前のロケハンやリハーサル時に撮ってしまってもよいでしょう。

東郷清丸とMomが夜の街に「人の温かさ」を爪弾いた日 『Pluto Sparkle vol.2』ライブレポート

内観

内観は、会場が一望できるような引きのカットがおすすめです。レポートでは、会場に辿り着いた瞬間の来場者の気持ちを伝える写真にもなります。

静謐さのなかに命と心の揺らめきをみた日 『Pluto Sparkle vol.1 寺尾紗穂 × butaji』ライブレポート

会場にある装飾や備品は、無条件でワクワクするもの。会場らしさを示す写真として、できるだけ多く撮っておきましょう。

月の雨が降る夜に優しい歌が寄り添った「星空ごこち2023 プラネタリウムライブ」イベントレポート

街並み

近くの写真スポットを撮っておくと、会場へ行くまでの風景を伝えることができて便利です。

満員のNuiでエレクトロニカ音楽と旅した夜「タビノエ – きこえる音、うかぶ風景 -」イベントレポート

雰囲気

ざっくり「雰囲気」とまとめましたが、実はここがセンスの見せどころ。イベントの良い雰囲気をどうやって写真で伝えるか。ここでは、筆者の経験からいくつかアイディアを紹介します。

印刷物

フライヤーやポスター、チケットなど印刷したデザイン系は写真映えします。お客さんがフライヤーを持っているシーン、などもいいですね。

満員のNuiでエレクトロニカ音楽と旅した夜「タビノエ – きこえる音、うかぶ風景 -」イベントレポート

装飾

ステージや会場全体の装飾物も、雰囲気を伝えるのに役立ちます。映像演出道具や照明、花や植物、小物や窓など、ピンときた装飾物は押さえておくとよいでしょう。

満員のNuiでエレクトロニカ音楽と旅した夜「タビノエ – きこえる音、うかぶ風景 -」イベントレポート

拍手

イベントレポートで、わっと盛り上がった瞬間が伝わるのでおすすめです。

【ライブレポート】清澄白河のホテル「LYURO」の1周年記念イベント

受付や物販に並ぶシーン

イベントの人気度を表現するにあたり、引きの演奏シーンの他にも、受付や物販に並ぶシーンを撮るという方法もあります。

満員のNuiでエレクトロニカ音楽と旅した夜「タビノエ – きこえる音、うかぶ風景 -」イベントレポート

食べ物/飲み物

食事を提供するイベントの場合は、その日ならではの特別メニューを用意することも多いです。できるだけ多くのメニューを撮影しておくと、レポートで紹介できて便利です。

北の緑、夏の音。_5
北海道の食と音楽を楽しむカフェライブ「北の緑、夏の音。」イベントレポート

演出

出演者を含めずとも、演出のみを撮影するという方法もあります。

月の雨が降る夜に優しい歌が寄り添った「星空ごこち2023 プラネタリウムライブ」イベントレポート

その日の記録として、例えば綺麗な夕焼けが見えたら撮影しておくとネタに使えます。

月の雨が降る夜に優しい歌が寄り添った「星空ごこち2023 プラネタリウムライブ」イベントレポート

同じくその瞬間の記録として、綺麗な光は記憶に残るもの。レポートの合間に掲載しても写真映えするのでおすすめです。

静謐さのなかに命と心の揺らめきをみた日 『Pluto Sparkle vol.1 寺尾紗穂 × butaji』ライブレポート

スタッフ

ライブレポートに掲載せずとも、スタッフを記録しておくと喜ばれるケースが多いです。

裏方スタッフ

頑張っているスタッフをオフショット的に撮っておき、イベント後に共有すると喜ばれます。だいたい皆さんいい表情をしているものです。

満員のNuiでエレクトロニカ音楽と旅した夜「タビノエ – きこえる音、うかぶ風景 -」イベントレポート

集合写真

星空ごこち2019_集合写真_七夕プラネタリウムフェス
2年目も盛況 300人が集った「星空ごこち2019 七夕プラネタリウムフェス」イベントレポート

出演者も含めた全員で記念写真を撮ると、イベントチーム感を残せるのでおすすめです。

イベントレポートを書こう!

他にもイベントレポート関連の記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!

Share

Follow Twitter

orange plus musicの最新情報は
Twitterをフォロー!

Follow Spotify

おすすめの穏やかな音楽を
Spotifyプレイリストで発信中!

About

orange plus music

このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。