
企画した音楽イベントが無事に終わった後に、記録や広報を目的としてライブレポートを書きたいと思うことはよくあるでしょう。
このライブレポートをどこに掲載するかについて、いくつかアイディアを紹介します。
自分で場所を準備する場合
無料のブログサービスを使う
最も手軽に発信できるのが、外部のブログサービスを使う方法です。2023年2月現在で、様々なサービスが利用できます。
- note
- Amebaブログ
- はてなブログ
- LINE BLOG
- 楽天ブログ
- FC2ブログ
この中でも手軽なのは『note』でしょう。実際に多くのライブレポートが掲載されています。

管理画面も直感的で分かりやすく、見出しをつけたり、画像を挿入したり、読みやすいイベントレポートを簡単に作成できます。

自分でサイトを準備する
少し難易度はありますが、その分カスタマイズ性が上がるのが、自分でサイトを準備する方法です。
この記事を書いている音楽イベント企画『orange plus music』のサイトでは、イベントレポートを公開しています。
具体的には、Wordpressを使ってサイトを準備しています。ドメインを取得し、サーバーを契約し・・と慣れている方でないと技術的に難しい部分もありますが、逆に慣れている方だと自由度が高いのでおすすめです。
- 好きなデザインにできる
- 好きなパーツを作ることができる
- 複数の記事を好きなようにまとめることができる
WordPress以外でも、TumblrやWix、Jimdoなど無料のホームページ作成サービスは多くあります。求める機能に応じて比較するとよいでしょう。
Webメディアに掲載を依頼する場合
こちらも難易度は上がりますが、Webメディアに寄稿として掲載を依頼するという方法もあります。
大手の音楽メディアや新聞Webメディアでは、PR目的での記事掲載依頼は基本的に有償対応となっているでしょう。
プレスリリースのように無料で掲載依頼を行うこともできますが、個人で企画するようなイベントの場合、レポートのみのリリースだと”ネタの強さ”がメディアから見ると弱く、取り上げに至らないことが多いでしょう。
そこでおすすめなのが寄稿です。自分で元の記事を書いた上で、掲載のみを相談する方法です。
音楽メディアだと『Real Sound』や『DIGLE MAGAZINE』をはじめ、インディーなメディアほど寄稿記事の相談を受け付けています。掲載判断は各編集部ごとに異なるかと思いますが、問い合わせを送ることで可能性を探ることができるでしょう。
また、個人イベントだと地域系のメディアもおすすめです。例えば筆者が企画したプラネタリウムライブは、告知時に『高田馬場経済新聞』にインタビューコメントが掲載されました。

メディアでの掲載が実現すると、より多くの方にイベントレポートが届きます。メディアにとっても、工数をかけずに魅力的な記事を情報発信できると運営にプラスになります。
あくまでも無料での依頼なので、必ず掲載が約束されるものではないですが、掲載を希望する場合はダメ元で様々なメディアに相談するとよいでしょう。
イベントレポートを書こう!
他にもイベントレポート関連の記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。