企画した音楽イベントの事後広報としてライブ動画を公開したいと思ったとき、どんな準備をし、どんな流れで進めていけばよいのか迷うのではないでしょうか。
この記事では、音楽イベントの記録映像を作りたい!という方へ向けて、イベント前の準備から公開までの流れを紹介します。
条件を決める
ライブ動画を撮りたい!となったら、まずは諸条件を整理しましょう。
内容
ライブのどういうシーンを動画として公開したいを考えましょう。
イベント全体をダイジェスト的に見せたいのか、特定の楽曲をフル尺で見せたいのかで撮影方法や編集方針が変わってきます。
ライブレポートで撮りたい写真カットを参考にすると整理しやすいでしょう。
公開先
公開先は撮影する画角や比率に影響するので、先に決めておきましょう。
YouTubeにアップする場合は16:9の横型ですが、InstagramなどSNSを中心に展開する時は正方形や縦型での動画制作も考えられるでしょう。
予算
音楽イベントの予算は限られているもの。映像はこだわればこだわるほど機材やスタッフ人数にお金をかけることができるため、ある程度の予算条件を決めておきましょう。
撮影/録音スタッフにオファーする
条件が決まったら、撮影スタッフを決めましょう。
静止画のカメラマンと動画のカメラマンはスキルが異なります。動画の撮影経験があるカメラマンに依頼しましょう。
また、ライブの音を録音する必要があります。出演アーティストにとって、音質はとても重要なポイントです。カメラマンやPAに相談し、いい音質で収録できる準備をしましょう。
下見に行く
動画は現場で動きながら手持ち撮影することもあります。事前に会場を下見し、観客や出演者の邪魔にならずにカメラマンが撮影できる導線を確認しましょう。
機材置き場や充電する場所など、カメラマンが当日イベントで動く導線を細かく想像し、事前に確認しておきましょう。
撮影プランを決める
下見に行くことで、実際の現場でどう撮るかのイメージが湧いてきます。撮影プランを考えていきましょう。
カット/構成
どういうカットの動画を撮影し、どういう構成で編集して欲しいのか、カメラマンと擦り合わせましょう。
本格的なカット/構成表まで作らずとも、ざっくり擦り合わせるだけでもよいでしょう。イベントは撮り直しが効かないもの。イメージと違った!ということを避けることが重要です。
機材/体制
撮りたい絵や構成が決まれば、予算に応じて機材や体制も決まります。
例えば、カメラマンは2人・引きで一つ後方に設置し、1人1つ手持ちで撮影、というようなプランを考えることができます。
当日
いよいよ当日の撮影です。
設営・リハーサル
事前に進行表を共有し、入り時間やリハーサルの時間を伝えておきましょう。
出演者のリハーサル中にテスト撮影し、企画者と一度会話して最終的なイメージを擦り合わせましょう。
ライブ開始・本番撮影
ライブが始まれば、いよいよ本番撮影です。
企画者としては、運営や出演者への配慮など現場では様々なことに気を遣わなければなりません。撮影のクリエイティブ面はこれまでのすり合わせを信じ、カメラマンに任せましょう。
逆に、出演者の服装・装飾の乱れや映り込みなど、第三者視点で動画として気になりそうな点に気づけば対処していきましょう。
イベント後
動画制作は、イベントが終わってから始まります。
編集
撮影データを全て共有頂くのはデータ容量的に難しいことが多いため、基本はカメラマンの編集データが上がってくるまで待ちましょう。
イベントは撮り直しが効かないことから、動画を確認する時は細かいクリエイティブ面は大目に見つつ、映ってはいけないものがないか・アーティストに失礼なことはないかなど、第三者視点でぱっと気づく点がないかを気にしましょう。
確認出し
企画者OKが出た編集データを、出演者や会場に確認出ししましょう。
特に出演者からは、音や映り込みに対して調整依頼が出てくることもあります。できるだけ修正を反映できるように調整を進めましょう。
完成・公開!
全ての修正が反映されたら、動画の完成です!YouTubeやSNSで公開しましょう。
記録映像を撮影しよう!
他にもイベントレポート関連の記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。