
この記事では、音楽イベントが終わった後に行う広報について、理由と具体策を紹介します。
事後広報を行う理由
イベント前の広報は、集客・チケット購入を目的として行います。イベント後に広報する目的には、以下のようなものがあります。
- 来場者が、当日の感動を思い出す
- 来場できなかった人が、イベントを追体験する
- イベントを知らなかった人が、イベントや出演者に興味を持つ
- 企画者が、実績を紹介するときの資料になる
- イベントに関わった人が、イベントを思い出すことができる
イベントはリアルタイムに時間を共有するものなので、すぐに過ぎ去ってしまいます。記録を残し共有することで、イベントに関わった人も関わっていない人も追体験することができるのです。
具体的な事後広報の例
筆者がよく行う事後広報の施策について紹介します。
ライブレポートを公開する
当日の記録として、イベントレポートをブログ等で公開しましょう。セットリストや写真を紹介することで、当日の雰囲気を想像させることができます。
SNSで感想や画像を発信する
レポートまでいかずとも、SNSで発信するという方法もあります。イベントを作り上げた感想や、当日の写真などを発信しましょう。
星空ごこち2023も無事に終了!
昼公演はadagioの澄み渡る”あの湖で”重なる歌に音に落ち着き、ピアノが混じる古川麦さんの”コメット”で踊りたくなり、
夜公演は地球を飛び立ち宇宙をぷかぷか旅したmoskitooさんと、真っ暗だけど傍にいてとても安心した浮さんの歌に大満足して今日は眠りにつきます。 pic.twitter.com/ELKT4EoMNb
— がちゃーん / 石松豊 (@orange_plus_me) February 12, 2023
記録映像を公開する
撮影や編集の手間はかかりますが、動画は最も雰囲気を伝えられる手段です。YouTubeなどで公開しましょう。
イベント後にも広報しよう!
他にもイベント企画に関する記事を書いています。少しでも参考なれば幸いです!
About
このブログ『音楽イベントの作り方』は、音楽イベント企画『orange plus music』が日々執筆しています。自分の好きな「穏やかな音楽」を好きになって欲しいという思いで、2018年よりプラネタリウム・ゲストハウス・演芸場・重要文化財など様々な場所でライブイベントを開催。また本業では会社員としてデジタルマーケティングやクリエイティブ制作の広告代理業にディレクターポジションで関わっています。音楽の場が継続していくために、自らイベントを企画する人が増えることを願って、企画段階から告知、準備、運営、事後まで含めた音楽イベントづくりの豆知識を記事で発信しています。