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【グアム旅】あいさつ「Hafa Adai」が表す生活を楽しむ姿勢と、文化を伝える音楽

2017.11.26

2017年8月、CINRAの夏旅行にて、チーム対抗戦のバトル(運動会とか、フィールドワークで写真を撮ったりとか・・)に勝ち抜いた賞品として、グアム旅行をゲットしました。
 
ちょうど結婚してから旅行っぽい旅行にも行けてなかったので、新婚旅行vol.1として、11/21-11/25の四泊五日で自身初の海外旅行へ行ってきました。
 
このブログでは簡単な記録と思ったことを書いていきます。
 

グアムについて

 

 
グアムは日本から南へ2,500kmくらい離れた場所にあるアメリカ領土の島。飛行機では成田空港から3時間くらいで着きます。時差は東京+1時間。
 
面積は香川県よりも小さいので、バスや車で島の移動は簡単にできます。鉄道はなく、旅行会社がバス乗り放題チケットを発券してくれるケースが多い模様。
 
年中夏のように暑いことから、日本や中国、韓国などアジアから多く観光客がリゾート地として来るようです。現地には日本語や韓国語の看板も多く、店員さんも日本語で少し接客してくれます。
 

とにかく海が綺麗だった

 
日本はもう冬が近くコートが必要な寒さなのに対し、グアムの気温は30度以上。帽子とサングラスを忘れると頭が痛くなります。
 
一番の目的だった綺麗な海に、毎日のように通いました。まずはホテル近くのタモンビーチ。青い・・。
 

 

 
そしてバス停一つ横のイパオビーチ。公園があってのどかな場所でした。ゴーグルで覗くと魚が泳いでます。
 

 

 

 
有料のプライベートビーチ、ココパームガーデンビーチ。一番綺麗だったかもしれない。
 
自分としては何十年ぶりに海で泳ぎました。ここにも色んな種類の魚がたくさんいてかわいい。わりと浅瀬が続いててけっこう砂浜から離れられます。
 

 

 
ライフセーバーがいたり、人も全然いないところが多かったので、何も心配なく楽しめました。風やスコールはありましたが、ほぼ晴れてたのもよかったです。
 

ハンバーガー、肉、アイスなどをめっちゃ食べました

 
朝・昼・おやつ・晩と余すことなくいつもの数倍食べました。
 

 
合計3回食べたスパムおにぎり(2.99ドル)。これ、美味しいんです。ご飯がちょっと水分少なめで、塩加減もちょうどよい感じで。
 

 
ホテル横のTerry’s Local Comfort Food(テリーズ ローカル コムフォート フード)はチャモロ料理のお店。このBBQ Combo(13ドルほど)のお肉が美味しすぎて二回食べました。グアムの中ではコスパが良い価格だと思います。
 

 
hafalofa(ハファロファ)というイパオビーチ近くのスイーツショップ。サンクスギビングデーは空いてませんでしたが、このレインボーなかき氷や甘いチョコアイスを買いに計2回来店。このかき氷、サイズはスモールなんですよ・・日本の4倍くらいの密度。
 

 
ハガニアにあるPOKI-FRYにて、Spicy TUNA Pokiを。すじこ、マグロなどが美味しいマヨネーズ的なタレに絡めてご飯の上へ。とても美味しい。
 

 
同じくハガニアのMosa’s Jointにて、ラムバーガー(14ドルほど)。でかい。グアムでは4つくらいハンバーガー食べましたが、一番美味しかったです。ポテトもオリジナルな感じがしてよかった。
 

 
泊まっていたホテル(Holiday Resort & Spa Guam)の1Fにあるカリフォルニア・ピザ・キッチンのピザ。ジューシーで美味しかった・・。泊まり特典でものすごい甘いチョコレートケーキもいただきました。
 
他にも、Ruby Tuesday(ルビーチューズデー)、The Kracked Egg(ザ・クラックド・エッグ)、BEACHIN’ SHRIMP (ビーチンシュリンプ)などなど美味しいお店にいっぱい行きました。土曜にはデデドの朝一にて、1.5ドルでBBQ串食べたり、GOTOと呼ばれるお肉入りおかゆ食べたりしました。
 

バス運転手も飲食店の店員も陽気で自由

 
日本と違うな〜って思った点の一つが、仕事をしている人の雰囲気。日本だと「お客様は神様」的な感じで、コンビニ店員や飲食店員、バスの運転手などはきびきび働いている印象があります。クレームで炎上してしまう社会なので、企業も規律を正しく、という感じでしょうか。
 
ただ、グアムは全く逆で。飲食店の店員が店員同士でおしゃべりしながら接客してきたり、客がいない時はコーヒー飲んで座ってたり、会話の中で「(甘いアイスを選びながら)Are you child?」「(人が多すぎるバスにて)君が運転してくれよ〜」というジョークを飛ばしてきたり、料理を運ぶお盆をくるくる回しながら店内を歩いたり、鼻歌を歌っていたり、時には熱唱していたり。
 

 
ハガニアの夜市にて、水牛乗りのおじさんがめっちゃ決めポーズをキメてきたり。
 

 
ココパームガーデンビーチの帰りにダンスや木に登ってお見送りしてくれたり。
 
陽気で自由で、何よりも仕事を楽しんでいる感じが伝わってきました。接客業と対企業のビジネスでは形が異なるかもしれませんが、仕事に向かう姿勢としては見習いたいな、と純粋に思いました。
 

踊りや歌は国や言語を越える

 
毎週水曜にハガニア、チャモロビレッジで開催されている夜市的なイベント。日本の縁日のような雰囲気で、雑貨屋や飲食屋台が並ぶほか、歌や踊りの催しもありました。
 
その中で思ったのは、旅行客は現地の文化に関心があるので、伝統的な踊りや歌って内容がわからなくてもテンションあがるんだなぁということ。
 

 
こういうカントリーチックな歌ではご老人たちも踊っていてほっこり。
 

 
メインステージではギター・歌・太鼓と、南国っぽい衣装の女性と民族衣装の男性の盛大な踊り。盆踊りライターの奥さん(坂口ナオ)も絶賛するほどキレッキレの少年もいて、会場では歓声が起こってました。
 

 
そのメイン曲がこちら。もう勝手に口ずさむくらいメロディを覚えてしまいました。Johnny Sablanの「Hafa Adai Todu Mauleg」という曲だそう。以下、YouTubeコメント欄より歌詞を転載。
 

On the island of Miana a, you hear a lot of natives say,
as you come along and visit us, oh well hello, and Hafa Adai!
With a happy smile on their face, and a friendly smile that glows in place,

Really meaning what they say, each time they simply say Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!

Hafa Adai Todu Mauleg how are you, Hafa Adai Todu Mauleg thank you,
Hafa Adai, Hafa Adai, Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!

Let me help you friend say the word, you must promise me friend that you’ll try,
eight letters I know you have heard, and it’s spelled H A F double A D A I
It’s as easy as one two three, just pronounce it as in “half a day.”

Sing it with a beat and say it every day, like Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!

Hafa Adai Todu Mauleg how are you, Hafa Adai Todu Mauleg thank you,
Hafa Adai, Hafa Adai, Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!

All the Chamorro’s say this word, and express it many different ways.
Like when you meet a chamorita girl, you softly say, “Hafa Adai.”
And if you ever need a native friend, or a helping hand along the way,

Wear a friendly smile and talk Chamorro style, simply Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!

Hafa Adai Todu Mauleg how are you, Hafa Adai Todu Mauleg thank you,
Hafa Adai, Hafa Adai, Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!

Hafa Adai Todu Mauleg how are you, Hafa Adai Todu Mauleg thank you,
Hafa Adai, Hafa Adai, Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!
Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!
Hafa Hafa Hafa Hafa Adai!
Hafa Adai!

 
「Hafa Adai」はグアムでのあいさつ言葉。「Hello」や「こんにちは」的な役割のようです。「いらっしゃいませ」にも使われていた気がします。
 
歌詞にも「Hafa Adai Todu Mauleg how are you, Hafa Adai Todu Mauleg thank you,」とあるように、「調子はどう?」「ありがとう」という文脈でも使われるみたいです。
 
「With a happy smile on their face, and a friendly smile that glows in place,」あたりにあるように、笑顔や祝福が共にある言葉のよう。先ほどの「仕事を楽しむ姿勢」にもつながることだなと思います。
 
この一つの言葉がグアム(チャモロ)らしいスタンスや生活スタイルを表現していて、更にこの歌で楽しくて笑ってしまうような空気をつくっているのが素敵だな、と思います。音楽は文化を形にし伝え、国や言語を越えることができるんだなと感じました。
 

まとめ

 
初めての海外旅行が楽しく終わったので、また他の国にも行ってみたいなと思っています。
 
台湾で食べ歩き、パリの音楽祭、海外のフェス、アイスランドで静かに風景を楽しむ・・などなどが今浮かぶアイディア。自分が好きそうな場所があったら、ぜひ教えていただけると嬉しいです!

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