
2020年10月31日と11月21日に、「Music For The Story ~深川の古民家で、読書BGMライブ~」を開催しました。
清澄白河で開催されたアートプロジェクト『本と川と街』プログラムの一つで、穏やかな音楽のゆらぎによって、読書の世界へより深く旅をするようなイベントです。
当日の様子を簡単に共にレポートします。
会場は古民家「深川ときわ荘」
深川・本所を舞台とした アートプロジェクト『本と川と街』は、一ヶ月の会期を通して様々なプログラムを街中で行いました。
読書BGMの会場は路地にある古民家の二階。本や照明で装飾をした落ち着いた部屋で、ライブ前からゆったり読書タイムが始まっていきました。
LIVE:morimoto naoki、Paniyolo、UYUNI
1回目の「Prologue」ではmorimoto naokiさんとPaniyoloさんが出演。
morimoto naokiさんは電子楽器やミニギターを使って、浮遊感のある音で空間を包みます。
Ambient Livehttps://t.co/Tna2phlVTj pic.twitter.com/UEnWKGNydX
— paniyolo (@mt_pani) November 1, 2020
途中、外から工事の音も心地よく混ざってきて、街の環境音も含めて身を委ねられる時間でした。
今日は清澄白河の古民家でみなさんの読書BGMアンビエントを演奏しました。お昼の日差しや周囲の音と一緒に気持ち良く演奏できました!ありがとうございました^^ https://t.co/96eS7RqC1P
— morimoto naoki (@mt__nk) October 31, 2020
Paniyoloさんも優しいギターをもくもくと。ページをめくる音の手触りを感じられる空間で心地よかったです。
今日は清澄白河で演奏しました。
前回共演した @mt__nk 君も
今回ご一緒した @Manterking さんも、
気持ち良い響きでした☺️ https://t.co/LQWtMDlL6d pic.twitter.com/JkE1kJd0am— paniyolo (@mt_pani) November 21, 2020
2回目の「Epilogue」ではUYUNIさんとPaniyoloさんが出演。
UYUNIさんの水や鳥の環境音はばっちり街の場に合っていて、楽曲の流れも心地よく、途中のトラックがある部分もリズムにのりながら読書に没入してました。
深川ときわ荘での読書BGMライブ終わりました。良きコンセプトの素敵なイベントでした!僕は普段の自身のライブで曲の途切れ目の無音が好きではないのですが今日の静寂はめちゃ心地よかった。楽しかった!
— UYUNI (@Manterking) November 21, 2020
参加者の声
LYUROでまったりランチした後、古民家でmorimoto naokiさんとPaniyoloさんの音楽を聴きながらじっくり本を読んで最高の土曜日を過ごした pic.twitter.com/mIpGqDjlwg
— らたた (@ratata002) October 31, 2020
2020.10.31
@ 清澄白河 深川ときわ荘『Music For The Story
~深川の古民家で、読書BGMライブ~』morimoto naoki君は、
自然の彩りを感じさせる
アンビエントの音楽家。Paniyoloさんは、
ギターひとつで物語性を表現する
ソロギタリスト。企画のコンセプトにぴったりの
素敵なひと時でした???? pic.twitter.com/mpWNE8atwg— 活動寫眞[katsudou-shashin] (@_silent_picture) October 31, 2020
清澄白河の古民家でライブ演奏をBGMにみんなで読書するという素敵イベントがあって行ってきました。
普段も家では何かとBGMをかけるけども、生音だとより柔らかく暖かい空気に包まれるようで、2時間ほぼ途切れる事なく本に集中することができました。
静かだけどゆるくて、居心地良かったなぁ。 pic.twitter.com/FwPnDulHEe— kico (@ak_kico) October 31, 2020
映像作品について
今回、簡単な映像作品を会場に展示していました。
『本と川と街』で予定していたイベントは一旦終了。読書BGMライブという案で始めてみたけど、現場では街の音や家が持つ力みたいなものも作用していて、本との対話はともちろん、本を媒介して音の風景や集うあたたかさを感じられて面白かった。
おまけで、会場に置いていたモニターの映像も少し共有。 pic.twitter.com/40ty6ETZ4o
— がちゃーん / 石松豊 (@orange_plus_me) November 21, 2020
本をめくりゆく時間と水面のゆらぎが似ているなと思い、ぱっと見た時はただの本かもしれないけれど、次に見た時は物語の中の旅へと場面が映っているような映像になっています。
企画者としての感想
読書BGMライブ、無事に終了。外から工事の音や子どもの声も混じってきて、穏やかな音に和みながら、リアルイベントが持つ場のあたたかさを感んじたりした。集まってくださった皆さま、ありがとうごさいました。もくもくと本を読んでる空間になって嬉しかったな。 pic.twitter.com/AxPr4WTGjV
— がちゃーん / 石松豊 (@orange_plus_me) October 31, 2020
今日は人数を絞っての開催でしたが、家という場のおかげか、始まる前も終わったあとも自然と話をする場になっていて、場が持つ"人を近づける"力を感じた。
小規模でも、時間を共有することで生まれるあたたかみを実感できて、イベントの良さってこういうのだなとも思った。開催できてよかったな。
— がちゃーん / 石松豊 (@orange_plus_me) November 21, 2020
今回は、たまたま「本と川と街」を知り、家の近くでこんなに素敵なコンセプトのイベントがあるなんて、自分も参加するしかない!という気持ちで話を聞きに行き、結果的には古民家を紹介頂き、イベントを開催させて頂くことになりました。
前からやりたかった読書BGMライブ。思ったよりも心地よく、せかせかする日々から離れて、音と物語にどっぷりつかる時間を作れてよかったと思います。
街との繋がりを感じながらの会期のあるイベントは、単独企画よりも意味合いの広がりがあって、今回は2回のイベントでしたが、また違う方法での関わりや届け方も試してみたいです。
また、昨年と比べると自主企画イベントの収支を気にしなくなりました。以前は黒字化を基本していたのですが、今は「お金を払ってでも好きなことをしたい・新しいことをしたい・あたたかい場をつくりたい」というような意識になっています。
withコロナで住む場所や働き方について日々考える中で、以前からだと思うけど、やはりお金を稼ぐという嗜好は自分は得意でないというか、中身をつくることの方が好きで、そして家族と自然や健康とのバランスを保ちたいとなると、生活全体の収支も上を目指すのではなく適度なところでキープしつつ、余暇でゆるくイベント企画も続けられないか、とぼんやり考えています。
まだまだマスクが外せない日々ですが、穏やかな心を失わないように。いま生きている時間をどう大切に使うかを忘れずに。年末年始に次の動き方をゆっくり考えてみようと思います。
おまけ
2回目は撮り忘れたので、1回目の集合写真。残ってくれた活動寫眞さんも含めて。
『Music For The Story ~深川の古民家で、読書BGMライブ~』
■出演
「Prologue」
morimoto naoki
Paniyolo「Epilogue」
UYUNI
Paniyolo
■イラスト
坂口ナオ
■企画
orange plus music
他にも、場所や演出にこだわった、
小さくてもあたたかい音楽イベントを企画しています。
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音楽イベント企画
日常の見方が変わる、非日常なライブ体験
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