moskitoo – アンビエント・エレクトロニカ音楽紹介

おすすめのアンビエント・エレクトロニカ音楽を紹介するシリーズ。今回はどこまでも溶けるような優しい世界を、電子音やふわふわとした声で表現するmoskitooさんを紹介します。

※画像は1rd Alubm「DRAPE」より。
 

Profile

 

※写真と紹介文はHPから転載。
 
 
moskitoo
 
 
■HP：http://moskitoo.com/
 
札幌出身。東京を拠点に活動するサウンド＋グラフィックデザイナー、ヴォーカリスト。
 
07年、ミニマル、エレクトロニカミュージックシーンにおける最重要レーベルのひとつ、ニューヨークの12Kより1ST ALBUM「DRAPE」でソロデビュー。
ギターやシロフォン、トイ楽器など身の回りにある様々な楽器やオブジェクト、電子音に、倍音のような広がりと不思議なクセのある自身の歌声を幾重にも折り重ねるスタイルで、独特な楽曲世界を構築する。
 
映像作品への楽曲提供、リミックス提供の他、自身のプロジェクト以外にも、FILFLAのアルバム作品やライブにヴォーカリストとして参加しているほか、国内外のアーティストの作品、CM音楽などにヴォーカリストとして参加するなど、様々なフィールドで多岐に渡る活動を行なっている。
 

FilFla 11.6 rehearsal … photo by Takeshi Yoshimura

moskitooさん(@moskitoo_)が投稿した写真 – 2015 11月 13 1:52午前 PST

 
 

Music

 
冬を感じはじめたので聴きたくなりました。静かな場所で、落ち着いた眠りに浸りたい音楽です。
 

 
大好きな1st「DRAPE」、公式での音源公開してないのかなぁと思ったら、なんとマイスペースに2曲ありました。
⇒Moskitoo | Listen and Stream Free Music, Albums, New Releases, Photos, Videos
 
揺れるような繊細な電子音に、半透明の声が重なって溶けて、どこまでも水の中へ潜っていくような気持ちになれるような、とても好きなアルバムです。
 

 
イラストのアニメーションがかわいいこのMVは2ndアルバム「Mitosis」の1曲。カラフルな空のパズルの物語。
 

生物や物質を構成する細胞、分子、素粒子などの最小単位を創造の源に、細胞分裂という意のタイトル「mitosis」を繰り返すように、小さな音が増殖し変化し作用し合いながら空間を満たしてゆくというイメージで制作が行われた本作。（ 日本女子エレクトロニカシーン代表する実力派アーティストMoskitoo、5年振りの新作リリース | HITSPAPER™ : ART&DESIGN ）

 
こちらの特設サイトにもコンセプトが書かれていますが、moskitooさんの繊細な音作りに似合うと言いますか、それが一つの形を持ったのがこのアルバムという表現だったんだなぁと文章を読んで感じました。
 

 
このサンプラーだけでとてもよいですね。1stよりも細くて優しく尖った音が多い印象。まだCD持ってないので、今度買おうと思います、冬の間に。
 
 
 
 

Live

 
2014年に一度恵比寿KATAにてライブを観にいきました。その後は12月のharuka nakamura LABOのライブで観たあと、gift_lab GARAGEでのsawakoさんライブにて偶然お会いし、初めましてができました。
 

 
 
 

Other

 
moskitooさんを好きになった方は、同じ12Kのsawakoさん、一度紹介記事を書いたFourColor、同じギター女子×エレクトロニカなfraqseaさん、また先日ようやく初ライブをお目にかかれた木箱などがおすすめです。