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TINÖRKS – アンビエント・エレクトロニカ音楽紹介

2016.10.02

ODOMYUNICA

おすすめのアンビエント・エレクトロニカ音楽を紹介するシリーズ。今回は自然をモチーフにした北欧エレクトロニカ「TINÖRKS」を紹介します。

※画像はアルバム「ODOMYUNICA」より。
 

Profile

 
ティノークス
 
※写真と紹介文はHPから転載。
 
TINÖRKS
 
 
■HP:tinorks official site
 
自然をモチーフにした北欧エレクトロニカ。風のフルート、星降るチェロ、虹色ギター、深海ベース、空想鍵盤、木漏れ日メロディオン、夜空のラップハープ…たくさんの楽器と風景がほんの少し空想に変わる心地いいひととき。
 
オーロラを夢みて2007年結成。当初はfluteの川原雫、keyboardの建水歩星の2人編成だったが2013年にguitarの霜野佑介、そして2016年にcelloの矢原武、bassの松永諭が加入し現在はミヒャエル・ゾーヴァ的な5人編成で活動中。
 
演奏場所はカフェや野外をはじめ、プラネタリウム、お寺や神社、江戸時代から営む旅館、住宅展示場など様々。
2015年ドイツ、ルクセンブルク、フランスにて活動。フランスではパリ市とナンシー市の世界遺産の広場にて演奏公演の様子が新聞記事として掲載される。
 
ティノークス
 
このほかメンバーが使用している様々な楽器の紹介や各作品の特設ページ、フランス語や英語対応などホームページも各所に楽しみがあります。
 
 

Music

 
出会いはSoundCloudが最近聴いた音楽からおすすめを自動で選曲してくれる機能”Discover”にて。この曲を聴いて好きになりました。
 

 
メロディラインや声、いろんな楽器が混ざりながらもふわふわとした雰囲気などがこのジャケ写のイメージにぴったり。
 

– prologue –
 
ある日の雨上がり、森を抜けると草原がありました。
 
果てなく広い草原の真ん中には、空に届くほどのびる葉が生い茂った大きな大きな世界樹、太い幹に沿うように上の方へとレール(線路)が続いています。
 
見上げるとレールの先は雲がかかって終点は見えません。けれどもきっと樹の上に続いているそんな気がしました。そしてなんとなく懐かしい記憶に呼ばれている気もしました。
 
世界樹のふもとにはレールの上にぽつんと不思議な形をしたトロッコ家が1台。
 
旅人はそれに乗って行こうと決めたのです。
 
世界樹の音色が星を包み、少年とブリキロボットの物語は始まり、雪に覆われた城壁の街に明かりを灯し、列車は100年の時を越える。( ODOMYUNICA Special Site )

 

 
能勢電鉄100周年を記念して書き下ろしたらしいこの曲、中盤のギターメロディや木のあたたかさが感じられるフルートがとても心地よくて好きです。
自然で暮らしたことのある人や、海や山が好きな人は、より記憶の風景が浮かびながら落ち着いた気持ちになるかもしれませんね。
 

 
こちらのアルバムも好き。タイトルは「高速回転するコマの運動を用いて方位を知る道具」という意味の「gyrocompass(ジャイロコンパス)」。
日本語歌詞のある楽曲もいくつかあって、優しい声がとても好きです。特設ページで歌詞も見れます。
 

 
透明感のあるイントロや3:45あたりのノスタルジックなフルートが耳に残る楽曲。フリーダウンロードで公開されています。
 
特設ページには”筒井康隆氏の不朽の名作「旅のラゴス」の世界観をベースに書いた物語のメインテーマ(unofficial)”とあります。こういった物語×音楽というのは個人的にとても好きで、小説を読んでみようと思いました。
 
まだまだいっぱいSoundCloudで楽曲が公開されています!ぜひぜひ作業やお部屋のお供に聴いてみてください。
 

 
 

Live

 
 
2016年6月に兵庫県でライブがあったそう。Twitterに動画があったので貼らせて頂きます。
 

 
ほかにもmovieページやYouTubeにてライブ動画を見ることができます。2014年のKomorebiもよいです。
 
 

Other

 
TINÖRKSを好きになった方は、高木正勝、蓮沼翔太、宮内優里、トクマルシューゴはもちろん、baobabmiaouなどもおすすめです。
 

 

 

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